『ザ・シークレット』が2000万部売れても世の中が変わらない
ザ・シークレット ハードカバー – 2007/10/29
2007年に出版、50か国で翻訳され、2000万部以上売り上げた『ザ・シークレット』の大嘘についてのまとめ。
この本は世界中で読まれたのだそうですが、世の中は全く変わっていないようです。それは『ザ・シークレット』の内容が嘘であり、語っていることが「秘密」でも何でもないからだと考えられます。
『ザ・シークレット』の著者や「偉大な師」たちがが言うには、自分の周りで起きている良い出来事も悪い出来事も、すべては自分の考えたことが引き寄せられたのであり、それらの出来事を全て自分の責任だと認め、「悪い考え」や「悪い感情」を自分の中から追い払い、常にポジティブ思考で生きることを選択しなさいという事ですが、本当にそうだとしたら、世の中の人の多くが神経症に陥ると思います。
私達は現実の創造主ではありませんし、すべての出来事を「引き寄せ」ているわけでもありません。
(ザ・シークレット/Wikipedia)
『ザ・シークレット』(The Secret)は、2006年のインタビューを集めた映画、または、これを下敷きに映画の後に出版された、ロンダ・バーンによる2006年の自己啓発書である。ポジティブな姿勢を保ち「思考そのもの」を変えることで現実を変えることを目指す疑似科学的な積極思考(ポジティブシンキング)、「引き寄せの法則」を主題とする。書籍は50か国で訳され、2000万部以上売り上げている。19世紀半ばにアメリカ合衆国で生まれたキリスト教の異端思想であるニューソートに始まり、ニューエイジで広まった、思考が現実になる・精神が物質化するという積極思考が再び注目を集めるきっかけになった。
「引き寄せの法則」は科学的に証明されておらず、量子物理学などの科学概念が援用されているが、科学者は疑似科学であると述べている。
歴史認識の誤り、独断的な見解、共感や想像力の欠如、物質的豊かさに過度にフォーカスしていること、社会や政治など現実への関心を失わせるような論理・倫理、極度に単純化された教えなどの指摘・批判がある。パロディーのネタとしても頻繁に取り上げられている。
(転載ここまで)
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この『ザ・シークレット』は世界で2000万部を売り上げたそうですが、それ程多くの人たちが「引き寄せの法則」で「富を得た」とは思えません。
ロンダ・バーン(Rhonda Byrne、1945年 – )
オーストラリアのテレビの作家、プロデューサーであり、彼女のニューソート思想の著書『ザ・シークレット』 ( 同名の映画をベースにした )とその続編『ザ・パワー』で最もよく知られている。
彼女の説く信念は、信じることで願いと夢を達成できる、積極思考(ポジティブ・シンキング)で成功や幸せを「引き寄せる」ことができるという「引き寄せの法則」である。
人間の思考は何らかの波動を発し、宇宙がそれを何らかの方法で解読し、何らかの方法で願いを叶えるとされる。ザ・シークレットは2006年に出版され、2007年春には40以上の言語で1900万以上を販売している。
彼女が主張する引き寄せの法則には、科学概念が援用されているが、実際には科学とは無関係で科学概念は誤用されており、疑似科学であると指摘されている。
現実はすべて自分の思考次第であるという引き寄せの法則によれば、病気も事故も自分自身の欠点である。
バーンは災害に見舞われるのは「その災害と周波数を同じくする」人だと発言しており、思想に独断的な面があるという批判もある。
(転載ここまで)
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「私は完全で完璧な存在です。それが絶対の真理なのです。本当の私はスピリチュアルであり、完璧以外ではあり得ません。それには何の不足も限界も病気もありません」
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と、『ザ・シークレット』では「チャールズ・ハーネル」という自己啓発の作家の言葉が紹介されてありますが、私は『ザ・シークレット』の著者や出演者が真理を悟った完璧な存在だとは思えません。
自分たちはあるがままで完全なのに、そうではないと信じているから、世の中がおかしいのであって、完璧だと信じるだけで、自動的に人生がうまくいくようになるというのでしょうか。
このロンダ・バーンというオーストラリアのTVの作家・プロデューサーは、ある啓発書によって、人生最大の危機から、最大の恩恵に恵まれるようになったのだそうです。
(『ザ・シークレット』はじめに より転載)
一年前、私の人生は完全に崩壊しました、まず、父が突然亡くなりました。次に、仕事仲間や恋人との関係がおかしくなり、心身ともにボロボロになってしまったのです。
その時点では、この人生最大の危機から最大の恩恵がやってくるとは、夢にも思いませんでした。
ところがそれはやってきました、娘のヘイリーが、私に一冊の本を送ってくれたのです。それは百年前もの本でした。その四によって、私は人生を成功に導く「偉大なる秘密」を知ったのです。
私は歴史をたどって、その「秘密」を調べ始めました。すると、とても多くの偉人たちがこの「秘密」を知っていたのだとわかり、とても驚きました。彼らは、プラトン、シェイクスピア、ニュートン、ユーゴ―、ベートーベン、エマーソン、エディソン、アインシュタインといった歴史上の人物たちです。
最初、私には、信じられませんでした。「一体なぜ、一般の人たちはこのことを知らないのだろうか」そこで、私はこの「秘密」を世界中の人と分かち合いたいという熱い思いを抱いたのです。そして、現在、生存している人々の中にその「秘密」を知っている人を探し始めました。
すると驚くことに、まるで私が磁石になったかのように偉大な師(マスター)たちが表れ、その後、次々とほかのマスターたちも連鎖反応的に表れてきました。
(中略)
私は、数週間をかけて、何世紀も過去に遡ってその「秘密」を調べました。すると、現代においても、まさにその「秘密」を実践している人たちがいることを発見したのです。」
(転載ここまで)
ロンダ・バーンは「これは絶対に映画化して世界に広めたい」と思い、映画を作ることを決意。あらゆる瞬間、あらゆる段階で、この「秘密」を十分に使いこなし、この「ザ・シークレット」は制作されたのだそうです。
この『ザ・シークレット』に登場する、「現代においても『秘密』を実践している『偉大な賢者たち』」というのは、『ザ・シークレット』の出演者のプロフィールを見てみても、ベストセラー作家、講演家、アドバイザー、冒険家、風水師等、自己啓発や精神世界やカルトでお金を稼いでいるような、職業がはっきりしない人たちばかりのようです。
『ザ・シークレット』の出演者の中には、『神との対話』という(偽の)神様(を装ったサタン)と(仲良く下らないことばかりの内容の)対話をしたという罰当たりな悪魔本を出版したニール・ドナルドウォルシュなど、サタン的な内容の教理を広めようとする者ばかりが揃っているようです。
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ニール・ドナルドウォルシュも大嘘です。あんなおじさんに「神」が話しかけ、偉大な師として選ぶわけがありません。「神」ではなく「神を騙った悪魔」です。『神との対話』はかなり売れたようですが、世の中は何も変わっていません。その売り上げなどによって、世の中にどれだけの人が聖書を(まともに)読んでいないか、どれだけの人が神や宗教について無知かということを思い知らされただけです。
彼らのようなスピリチュアル系の本に書かれている霊的な存在はすべて悪魔、悪霊です。彼らは神に反逆し、悪魔の教理に従うサタニストです。
彼らのほとんどは、「霊」についての知識や、宗教や歴史や、裏社会の知識に欠けています。そうでなければ悪魔、悪霊、悪魔崇拝の存在を知っていながら、大嘘、幻想を語って「現実」を誤魔化しています。
(ザ・シークレット/Wikipedia)
反応・批判・批評
心理学者は、複数の人気のある人物、権威ある人物の言葉をまとめた体裁を取ることで、人々に信頼できると思わせる心理的トリック、権威に訴える論証が利用されていると指摘している。
ニューヨークタイムズの CHRISTOPHER F. CHABRIS と DANIEL J. SIMONS は、人間の心の弱さを利用するために進化した知的なウィルス(ミーム)と言っていいもので、認知バイアスを利用して巨額の利益を得ようとしたものだろうと語っている。
また、エピソードを挙げて、特定のイメージを行った後に良い結果が得られた、だからイメージによって出来事が起こった、という論証は、錯誤相関であり、前後即因果の誤謬が用いられているという。
結局のところ『ザ・シークレット』の教えによって富と幸福を得るのは、著者と関連会社だけであると批判している。
バーンのメッセージはナルシスティックであり、自己に焦点を当て、他人を助けることを軽んじ、結果を得るための努力を無視しているという批判がある。
教え
バーンは引き寄せの法則を、全ての宗教と合致する教えであるとしている。ニューソート運動の精神的な方向と異なり、物質的に豊かになることに焦点を当てパッケージされている。
『ザ・シークレット』によると、人間の思考は磁気であり、何らかの波動を発しており、宇宙がそれを何らかの方法で解読し、何らかの方法で願いを叶えるとされる。思考の「周波数」に対応する事象が、何らかの方法で引き寄せられるという。
欲しいものをイメージし、なおかつほとんどそれのみを考え続けることができれば、その欲しいものを手に入れることができる。例えば富についてのみ考えることで富を得、豊かさのみ考えることで豊かさを引き寄せることができるとする。
従来の積極思考・引き寄せの法則をさらに推し進めたもので、宝くじが当たるように、終末期の病気から快復するように十分に思考すれば、それがそのまま実現するとされている。
バーンは、欲望の実現のために感謝とイメージの視覚化が重要であるという主張を、信憑性の低い事例と共に説いている。
己の思考を知り、それを変えるための助けとして瞑想が勧められている。
後の章では、宇宙の法則を使って、成功、人間関係、健康を改善する方法が説明されている。
(転載ここまで)
「バーンは引き寄せの法則を、全ての宗教と合致する教えであるとしている。」のだそうですが、全ての宗教と合致している法則などないと思います。「全てのカルトや悪魔崇拝と合致する法則」というのなら分かりますけど。
キリスト教と、その他の仏教や神道などの悪魔教とが、教えが合致しているという事はあり得ません。仏教も神道もヒンズー教も悪魔教です。
キリスト教も悪魔崇拝だという人がいるようですが、キリスト教が悪魔教であるという事実はありません。
この世の神はとかく悪魔だらけ。ヨガ、アセンション、アガルタ関連の話には要注意です。http://rapt-neo.com/?p=24226
日本の密教もまた悪魔崇拝そのものです。http://rapt-neo.com/?p=24188
チベットは悪魔崇拝の聖地です。http://rapt-neo.com/?p=24135
やはり「釈迦」は紛れもない悪魔崇拝者でした。その確固たる証拠をお見せします。http://rapt-neo.com/?p=26281
日本は昔も今も悪魔教の国。http://rapt-neo.com/?p=38862
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キリスト教は悪魔崇拝者によって内部から破壊された。その歴史の詳細について。http://rapt-neo.com/?p=9309
キリスト教がミトラ教から誕生したという大嘘。ミトラ教は悪魔教であり、悪魔崇拝者たちが悪魔教の要素をキリスト教に混入していったのです。http://rapt-neo.com/?p=16597
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それから瞑想なども、悪魔、悪霊と繋がることになりますので、やめたほうが良いと思います。チャクラや瞑想やマントラなど、自己啓発やスピリチュアル系がお勧めするものは、悪魔崇拝に関することばかりですのでご注意ください。
イエス・キリストも瞑想をしていたと出鱈目を言うスピリチュアル系がいるようですが、イエス・キリストは瞑想はしていませんし、キリスト教徒が瞑想をすることはあり得ません。キリスト教は神に祈りや賛美を捧げ、時々断食をすることはあっても、瞑想という、何と繋がるのかわからないようなことは実践しません。「神の人」は、そんなことを長時間する必要はありません。
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(ザ・シークレット/Wikipedia)
本書でいう「秘密」、「引き寄せの法則」の知識は、葬られ、切望され、抑圧されてきたとされている。
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教、ヒンドゥー教、バビロニア人やエジプト文明や錬金術でも伝えられていると主張し、それを実践していたとする先人たちの名前を挙げている。
ブッダ、プラトン、アリストテレス、シェイクスピア、ベートーベン、ガリレオ・ガリレイ、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア、カール・ジョン・ニューマン、ヘンリー・フォード、ラルフ・ウォルド・エマーソン、トーマス・エジソン、アルバート・アインシュタイン、ウィンストン・チャーチル、アンドリュー・カーネギー、ジョセフ・キャンベル、アレクサンダー・グラハム・ベルらが「秘密の教師」として挙げられ、イエス・キリストも「秘密」の熟達者とされるが、引き寄せの法則が考案される前の人物も多く、知っていた、または実践していた証拠はない。
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一体どこの聖典や伝記で伝えられているのですかね。この著者は出鱈目を言っているか、何か勘違いをしているだけです。この時点で少しも「完璧」ではありません。
そしてその「秘密」の内容はというと、ほとんど物質的な悩みに偏っているように見えます。
(ザ・シークレット/Wikipedia)
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「お金がない」という悩みに対し、バーンは、お金がない「唯一」の理由はその人自身の後ろ向きな思考であると答えており、経済状況や社会制度などの内面以外の要因は全く認められていない。
バーンは実践方法を、尋ね、信じ、受け取るという3段階に分けており、これは新約聖書のマタイによる福音書の「また、祈りの時、信じて求めるものは、みな与えられるであろう」という言葉に基づいている。
聖書は、祈りではなく、思考の視覚化という個人的プロセスの助けとして利用されている。
(転載ここまで)
以下がスピリチュアル系や自己啓発などがよく悪用する聖句の一例。
マタイによる福音書第7章 7節~12節
求めなさい
「求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい、そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。誰でも、求める者は受け、探す者は見つけ、門をたたく者には開かれる。あなたがたのだれが、パンを欲しがる自分の子供に、石を与えるだろうか。魚を欲しがるのに、蛇を与えるだろうか。このように、あなたがたは悪い者でありながらも、自分の子供には良いものを与えることを知っている。まして、あなたがたの天の父は、求める者に良いものをくださるに違いない。だから、ひとにしてもらいたいと思う事は何でもあなたがたも人にしなさい。これこそ律法と予言である。」
マルコによる福音書第11章 20節~25節
枯れ た いちじく の 木 の 教訓
20 翌朝 早く、 一行 は 通りがかり に、 あの いちじく の 木 が 根元 から 枯れ て いる のを 見 た。 21 そこ で、 ペ トロ は 思い出し て イエス に 言っ た。「 先生、 御覧 ください。 あなた が 呪わ れ た いちじく の 木 が、 枯れ て い ます。」
22 そこ で、 イエス は 言わ れ た。「 神 を 信じ なさい。 23 はっきり 言っ て おく。 だれ でも この 山 に 向かい、『 立ち上がっ て、 海 に 飛び込め』 と 言い、 少し も 疑わ ず、 自分 の 言う とおり に なる と 信じる なら ば、 その とおり に なる。 24 だ から、 言っ て おく。 祈り 求める もの は すべて 既に 得 られ た と 信じなさい。 そう すれ ば、 その とおり に なる。 25 また、 立っ て 祈る とき、 だれ か に対して 何 か 恨み に 思う こと が あれ ば、 赦し て あげ なさい。 そう すれ ば、 あなた がた の 天 の 父 も、 あなた がた の 過ち を 赦し て くださる。」
―と言ってもそれは、「キリスト信者としての信仰を持ち、疑わないならば」ですよ・・・
マタイによる福音書第21章 18節~22節
いちじくの木を呪う
朝早く、都に帰る途中、イエスは空腹を覚えられた。道端にいちじくの木があるのを見て、近寄られたが、葉のほかには何もなかった。そこで、「今から後いつまでも、お前には実がならないように」と言われると、いちじくの木はたちまち枯れてしまった。弟子たちはこれを観て驚き、「なぜ、たちまち枯れてしまったのですか」と言った。
イエスはお答えになった。「はっきり言っておく、あなたがたも信仰を持ち、疑わないならば、いちじくの木に起こったようなことができるばかりでなく、この山に向かい、『立ち上がって、海に飛び込め』と言っても、その通りになる。信じて祈るならば、求めるものは何でも得られる。
それに、信仰者が、(人々を救うなど)神の御心にかなう事を願うなら、主は叶えて下さると言うことであって、何も「高級車でも小切手でも異性でも、何でも信じて願い、感謝をしていれば、神様がいつか思いもよらぬ形でプレゼントして下さる」という意味ではありません。
聖書はたとえを多く用いるので、その聖句は文字通り(怪力、超能力などで)「山を動かす」ことが出来たり、山が「立ち上がって、海に飛び込む」という意味ではないと考えられます。
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マタイによる福音書第6章 5節~15節
祈る とき には
5「 祈る とき にも、 あなた がた は 偽善者 の よう で あっ ては なら ない。 偽善者 たち は、 人 に 見 て もらお う と、 会堂 や 大通り の 角 に 立っ て 祈り た がる。 はっきり 言っ て おく。 彼ら は 既に 報い を 受け て いる。
6 だ から、 あなた が 祈る とき は、 奥まっ た 自分 の 部屋 に 入っ て 戸 を 閉め、 隠れ た ところ に おら れる あなた の 父 に 祈り なさい。 そう すれ ば、 隠れ た こと を 見 て おら れる あなた の 父 が 報い て くださる。
7 また、 あなた が た が 祈る とき は、 異邦人 の よう に くどくど と 述べ ては なら ない。 異邦人 は、 言葉数 が 多けれ ば、 聞き入れ られる と 思い込ん で いる。 8 彼ら の まね を し ては なら ない。 あなた がた の 父 は、 願う 前 から、 あなた がた に 必要 な もの を ご存じ なの だ。 9 だ から、 こう 祈り なさい。
『天 に おら れる わたし たち の 父 よ、
御名 が 崇め られ ます よう に。
10 御国 が 来 ます よう に。
御心 が 行わ れ ます よう に、
天 における よう に 地 の 上 にも。
11 わたし たち に 必要 な 糧 を 今日 与え て ください。
12 わたし たち の 負い目 を 赦し て ください、
わたし たち も 自分 に 負い目 の ある 人 を
赦し まし た よう に。
13 わたし たち を 誘惑 に 遭わ せ ず、 悪い 者 から 救っ て ください。』
サンタクロースのように「なんでも欲しいものを言ってごらん」とは言っておりません。
「誘惑」とはこのようなスピリチュアル系のことを言っているようにも見えます。
聖書を読まず、神を信じていない者が、単に「自分が欲しいものを得るため」に、以上の祈りの聖句を口にしても、神様が叶えてくださることはないと思います。
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巷にはこのようなポジティブ思考を勧めるスピリチュアル系の本が溢れていますが、どれ程の人たちがポジティブ思考によって人生が変わったのか疑問です。ネットでの批評では、「自分もこの通りに実践したら、本当に小切手や、お金が舞い込みました」などと書く人がいるようですが、お仲間、ステマの疑いがあります。本当だとしてもそのお金で何をするのでしょうか。
その人は「神様」に感謝をするのかもしれませんが、神の名を呼ばない方が身のためかと思われます。神様はスピリチュアル系と何のかかわりもありません。
出エジプト記 第20章 1節~7節
一 神 は この すべて の 言葉 を 語っ て 言わ れ た。 二「 わたし は あなた の 神、 主 で あっ て、 あなた を エジプト の 地、 奴隷 の 家 から 導き出し た 者 で ある。
三 あなた は わたし の ほか に、 なに もの をも 神 として は なら ない。
四 あなた は 自分 の ため に、 刻ん だ 像 を 造っ ては なら ない。 上 は 天 に ある もの、 下 は 地 に ある もの、 また 地 の 下 の 水 の なか に ある ものの、 どんな 形 をも 造っ ては なら ない。 五 それ に ひれ伏し ては なら ない。 それ に 仕え ては なら ない。 あなた の 神、 主 で ある わたし は、 ねたむ 神 で ある から、 わたし を 憎む もの は、 父 の 罪 を 子 に 報い て、 三 四 代 に 及ぼし、 六 わたし を 愛し、 わたし の 戒め を 守る もの には、 恵み を 施し て、 千代 に 至る で あろ う。
七 あなた は、 あなた の 神、 主 の 名 を、 みだりに 唱え ては なら ない。 主 は、 み 名 を みだりに 唱える もの を、 罰 し ない では 置か ない で あろ う。
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スピリチュアル系や自己啓発の著者は「偉人たちは『引き寄せの法則』を知っていた」、「イエス・キリストも『秘密』の熟達者だった」と語り、聖書の聖句を持ち出してよく勝手な解釈をしていますが、そんなに考えたことが何でも叶うというのなら、イエス・キリストは迫害されたのち磔の刑にされることはなかったはずだと思いますけど・・・。彼らはここ最近のカルト、スピリチュアル系の人たちのように、思い通りに「富」を引き寄せてなんでも叶えて生きていたというのですか。神や聖書についていいあちらこちらで加減なことを言わないほうが身のためだと思います。恐ろしいことになるかもしれません。
映画『Passion of the Christ』
ペトロの手紙2 第1章16節~21節
リスト の 栄光、 預言 の 言葉
16 わたし たち の 主 イエス・キリスト の 力 に 満ち た 来臨 を 知らせる のに、 わたし たち は 巧み な 作り話 を 用い た わけ では あり ませ ん。 わたし たち は、 キリスト の 威光 を 目撃 し た の です。 17 荘厳 な 栄光 の 中 から、「 これ は わたし の 愛する 子。 わたし の 心 に 適う 者」 という よう な 声 が あっ て、 主 イエス は 父 で ある 神 から 誉れ と 栄光 を お 受け になり まし た。 18 わたし たち は、 聖なる 山 に イエス と い た とき、 天 から 響い て き た この 声 を 聞い た の です。 19 こうして、 わたし たち には、 預言 の 言葉 は いっそう 確か な もの と なっ て い ます。 夜 が 明け、 明け の 明星 が あなた がた の 心 の 中 に 昇る とき まで、 暗い 所 に 輝く と もし 火 として、 どうか この 預言 の 言葉 に 留意 し て い て ください。 20 何 よりもまず 心得 て ほしい のは、 聖書 の 預言 は 何一つ、 自分勝手 に 解釈 す べき では ない という こと です。 21 なぜなら、 預言 は、 決して 人間 の 意志 に 基づい て 語ら れ た のでは なく、 人々 が 聖霊 に 導か れ て 神 からの 言葉 を 語っ た もの だ から です
(ザ・シークレット/Wikipedia)
バーバラ・エーレンライクは『ポジティブ病の国、アメリカ』(Bright-sided 、2009)で、悪夢のような逆境に個人が打ち勝つ場合があるからといって心で思っただけで物質を圧倒するわけではなく、『ザ・シークレット』のような自己啓発本は、資本主義の悲惨な側面のごまかしになり、政治における自己満足と現実での失敗を促進すると語った 。
困難な状況を無視し、現実がすべて自分の思考から生まれたと思い込めば、2006年の津波襲来の際にバーンが「津波などの災害に見舞われるのは『その災害と周波数を同じくする』人だ」とコメントしたような独善に、知らずに陥ってしまうと注意を促している。
宗教学者のダグラス・E・コーワンは、悪い考えを持っているからひどい目に合うという論理で被害者を非難することを批判し、「この理屈に従うなら、誘拐された人やレイプされた人が、なにを言われることになるか想像してください」と語っている。
バーンの本で長らく引用されてきた引き寄せの法則の専門家 Bob Proctor は、ABCニュースでの「ダルフール紛争で餓死した子供たちは、その飢餓を自分自身で引き寄せましたか?」という質問に、「おそらく国のせいだと思う」と答えた。しかし、彼らが主張する法則とこの答えは矛盾している。
(転載ここまで)
彼らの言う「周波数」や「波動」「波長」と言う存在については否定はしませんが、それは彼らの言うように「ポジティブに振舞う」ことによって良くなると言うわけでもなく、「私たちの思考は良いことも悪いこともなんでも引き寄せてしまう、だから「悪い考え」や「悪い感情」を持たず、ポジティブに振舞わなければならない」というものでもないと思います。
この世に存在するのはその「引き寄せの法則」だけではありません。この世界は良くも悪くも考えていることを引き寄せるだけであり、その思考が善か悪かは判断できないような「宇宙」の引力しか存在しないというわけではありません。
もしその法則が真実であり、常に思考を監視して、恐れが現実化しないように気を付けなければならないのだとしたら、世界中の人が皆神経症になって毎日無駄に罪悪感やストレスを感じて過ごして生きることになると思います。
それに悪いこともすべて自分で引き寄せているのなら、事前に助かることはあり得ないということなのでしょうか。あったとしてもそれは「このままでは危ないから自分の『考え』を変えなさい」というメッセージを拝金主義のような人に注意されるのがせいぜいですか。このような世界でしかないなら私はもう生きる気力がなくなります。
それに、そのように知識に欠けた、物欲主義と自己中心的な願いでは、どの「チャンネル」に周波数が合うのか疑問です。
「気前の良い、何でもプレゼントしてくれる「宇宙」」と繋がるわけではありません。「神」の力によるものではありません。サタンによるものだと思われます。
マタイによる福音書 第4章1節~11節
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さ て 、 イ エ ス は 悪 魔 か ら 誘 惑 を 受 け る た め 、 〝 霊 〟 に 導 か れ て 荒 れ 野 に 行 か れ た 。 2 そ し て 四 十 日 間 、 昼 も 夜 も 断 食 し た 後 、 空 腹 を 覚 え ら れ た 。
3 す る と 、 誘 惑 す る 者 が 来 て 、 イ エ ス に 言 っ た 。
「 神 の 子 な ら 、 こ れ ら の 石 が パ ン に な る よ う に 命 じ た ら ど う だ 。 」
4 イ エ ス は お 答 え に な っ た 。 「 『 人 は パ ン だ け で 生 き る も の で は な い 。 神 の 口 か ら 出 る 一 つ 一 つ の 言 葉 で 生 き る 』 と 書 い て あ る 。 」
5 次 に 、 悪 魔 は イ エ ス を 聖 な る 都 に 連 れ て 行 き 、 神 殿 の 屋 根 の 端 に 立 た せ て 、 6 言 っ た 。 「 神 の 子 な ら 、 飛 び 降 り た ら ど う だ 。 『 神 が あ な た の た め に 天 使 た ち に 命 じ る と 、あ な た の 足 が 石 に 打 ち 当 た る こ と の な い よ う に 、 天 使 た ち は 手 で あ な た を 支 え る 』 と 書 い て あ る 。 」
7 イ エ ス は 、 「 『 あ な た の 神 で あ る 主 を 試 し て は な ら な い 』 と も 書 い て あ る 」 と 言 わ れ た 。
8 更 に 、 悪 魔 は イ エ ス を 非 常 に 高 い 山 に 連 れ て 行 き 、 世 の す べ て の 国 々 と そ の 繁 栄 ぶ り を 見 せ て 、 9 「 も し 、 ひ れ 伏 し て わ た し を 拝 む な ら 、 こ れ を み ん な 与 え よ う 」 と 言 っ た 。
0 す る と 、 イ エ ス は 言 わ れ た 。 「 退 け 、 サ タ ン 。 『 あ な た の 神 で あ る 主 を 拝 み 、 た だ 主 に 仕 え よ 』 と 書 い て あ る 。 」 1 1 そ こ で 、 悪 魔 は 離 れ 去 っ た 。 す る と 、 天 使 た ち が 来 て イ エ ス に 仕 え た 。
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(ザ・シークレット/Wikipedia)
宗教面では、「引き寄せの法則」の現世での願いの実現、人間の力を巨大とみなす発想と、キリスト教における神と来世を重視する発想の違いが指摘されている。
宗教指導者たちは、『ザ・シークレット』の倫理面での問題を批判している。ザ・シークレットの批判書『ザ・シークレットの真実』には「神は私利私欲に応えてくれる万能のサンタクロースではない」と述べる牧師オリヴァー・トーマスの言葉が引用されている。キリスト教徒からは、人間を神に成り変わらせ、罪を無視するよう仕向けているという批判もある。
ちなみに、「サンタ」は「サタン」のアナグラムなのだそうです。
サンタクロースは、キリスト教と何の関係もありません。聖書にも書かれてありません。そのようなプレゼントをくれる魔法のおじさんは存在しません。
12月25日もイエス・キリストの誕生日でもありません。
参照
キリスト教がミトラ教から誕生したという大嘘。ミトラ教は悪魔教であり、悪魔崇拝者たちが悪魔教の要素をキリスト教に混入していったのです。http://rapt-neo.com/?p=16597
悪魔とは何だ、そんなもの存在しないと思うかもしれませんが、悪魔は存在しています。そして悪魔は人間たちに「神」の存在を信じさせず、自由を騙って堕落をさせたり、悪魔を本気で崇拝するように仕向けています。スピリチュアル系がそのよい例です。
彼らのような「偉大な師」は、決して悪魔の存在を正しく語らず、この世は「引き寄せの法則」が働いています、あなたがすべての原因です、あなたが創造主です、だからあなたが今からポジティブ思考をして、この地球を天国にしなさいなどと無茶なことを話します。(さもなければ、あなたはこの地球をどうするつもりなのですかなどと問い詰めるようなことを言ってきます。偽善です。)
ジョー・ヴィターレ
不満を抱いている物事を含めて、今あなたの周りにあるものはすべて、あなたが引き寄せたのです。「冗談じゃない」と反論したくなるでしょう。「交通事故なんて引き寄せてない」「こんな口うるさい依頼人を私が?」「借金を引き寄せるわけがない」「自分から不満など引き寄せていない」・・・でも、それでもあえて言いましょう。それらはすべてあなたが引き寄せたのです。」(ザ・シークレット DVD)
ちなみにこの男性は、ホームレスから「億万長者」になったのだそうです。著書のプロフィールを見ると、「マーケティングコンサルティング企業“Hypnotic Marketing,inc.”代表。霊的パワーとマーケティング的眼識を組み合わせたユニークな仕事で「インターネット界のブッダ(釈迦)」との異名を取る 」・・・とのことですが、どんなお仕事なのかがよくわかりません。「精神科世界科学の医学博士」とは何なのでしょうか。「聖職者」でもあるようですが、悪魔崇拝であるカトリックやオカルト関連の仕事なのだと思われます。
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ジョン・グレイ博士
「あなたは今この本を読んでいます。この本をあなたの人生に引き寄せたのはあなたです。もし、これが心地よければ、この本の内容を活用するか否かはあなた次第です。もし、心地よくなければ手放してください。そして、あなたの心と共鳴して、あなたを心地よくさせる物を何か見つけてください」
「秘密」の知識はあなたに与えられています。そしてそれをどう使うかは全面的にあなた次第です。あなたがあなたのために選ぶことは何であっても、それが正しいのです。それを使うかどうかを選ぶのもあなたです。あなたには選択の自由があります。
そして批判を許さない。
(『ザ・シークレット』227ページより転載)
ヘール・ウォスキン
教師、『セドナ・メソド』の著者
「私たちは自分が焦点を合わせるものを想像します。ですから、たとえば今起きている戦争、争い、苦難に対して憤慨していたら、それにエネルギーを注ぎ込むことになります。私たちは無理をして、さらなる抵抗を生んでいるだけなのです」
あなたが既に現れたものに抵抗すると、結局、あなたの嫌いな映像に多くのエネルギーやパワーを注ぎ込むことになり、それらをもって引き寄せてしまうのです。実際嫌なものはものすごい勢いであなたを追いかけてきます。するとそれらの出来事や状況はさらに悪化するだけです。それが「宇宙の法則」だからです。
では私のような批判記事を書く人間は特に気を付けたほうが良いですね。別にこれといってカルトに関する問題が続出しているという事もありませんけど・・・・・・。
許せん、納得がいかない、話がおかしい、事実ではない、嘘ではないかと思うことを批判しても、何かと争っても、何も助けがないどころか、どんどん状況が悪くなるばかりで救いようがないと言うのでしょうか。相手がどんな悪人であろうと、「NO」を言わずに「全てにYESと言うこと」を努め、ただ幸せそうに振舞っていれば魔法のように解決するとでもいうのですか。
もし誰かと喧嘩等をしてしまい、その相手が余計に強くなったように思えても、それは「自分が抵抗をしたから相手が強くなって、状況が更に悪化した」のではなく、単にその人が話が出来ない人だとか、その程度だとか、それほどに質の悪い人だったとよくわかっただけであり、それから、このまま状況が良くなると信じてその人と付き合い続けるのか、これ以上は無駄だと別れるのか決められるというものだと思うのですが・・・目を逸らしてポジティブに振舞うのが最善の方法なのですか。
自分たちを批判させまいと巧妙に考えられた理屈のような気がします。
彼らは、「この情報は、私が語っていることは、誰が何と言おうと真実で完璧です。誰にも不満は言わせません。」とアファメーションを行い、「批判を言う人は哀れな人、だからそんな人生になる、あなたの与えたものがあなたに返る、「抵抗」は更なる「抵抗」を生み出というすだけなのに、そんな風に怒って批判して、自分で自分の首を絞めて滑稽だ」「ポジティブな私はそんな『精神レベルの低い人』とは関わらない」と信じて疑わないのかもしれません。始末に負えません。
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科学概念の誤用
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「明かされた秘密」という章には量子物理学者フレッド・アラン・ウオルフの発言が引用されており、それによると「マインド(創造的思考力)なくしては宇宙は存在し得ないことが、量子力学によって発見」されているという。
他に量子物理学者ジョン・ヘーゲリン(ジョン・ハガリン)の名と「宇宙は本質的に思考でできている」などの言葉も挙げられており、量子力学が説明原理として援用されていることが伺える。
(なお、ジョン・ヘーゲリンは、瞑想による能力開発と地上天国の実現を目指す超越瞑想運動のリーダーである)
バーンの科学的主張は、主に量子物理学に関するものであるが、ニューヨークタイムズのChristopher Chabris と Daniel Simons、ハーバード大学のLisa Randallら多くの著者によって否定されている。
Mary Carmichael と Ben Radford は the Center for Inquiry に書いた文章で、科学的根拠はないと指摘し「自明の理と魔術的思考をミックスし、ある種の隠された謎として提示する、時間をかけたトリック」と結論付け、基本的に新しいニューソートであるとした。
フレッド・アラン・ウオルフは、『ザ・シークレット』では科学的な発言が大量に削られ、単純な内容だけが残されたと語っている。彼自身は引き寄せの法則が物理学に則っているとは全く言っていないという。
著書の中ではむしろ「量子力学は、人間の力の限界を指示しているようである。」
「今のところ、我々が観察するものの大半は、その観察によってなんの影響も受けていない」と記している。
ジョン・ヘーゲリンの考えには、大多数の量子物理学者は反対しており、カリフォルニア大学のブルース・シュムンは、量子力学や量子宇宙学で宇宙の思考を確認できると考える物理学者や宇宙研究者を見つけることは難しく、「これは科学が取り組んでいないテーマであり、科学者は現時点では証明できないと考えている」と述べている。
量子力学によると、観察者が意図的に宇宙に影響を与えることはできない。シュムンによると、ヘーゲリンの研究には主流の科学者が評価するものもあるが、偽科学的なものもあり、そうした研究は大多数から評価されていない。
ニューヨークタイムズの CHRISTOPHER F. CHABRIS と DANIEL J. SIMONS によると、バーンの疑似科学知識の乱発は、こうした物事を語るのに十分な知識を持っているという「知識の幻想(illusion of knowledge)」の確立に寄与している。
(転載ここまで)
ロンダ・バーンなどのスピリチュアル系の著者は、「とても気前の良い宇宙に何でもお願いしましょう」とよく言います。
彼らはその「宇宙」を『アラジンと魔法のランプ』から飛び出す「ジニー」に譬えています。「ジニー」はあなたに奉仕するために存在し、どんなことでも「あなたの願いを叶えましょう!」と答えてくれるのだそうです。
その「何でも叶えてくれる、『アラジンと魔法のランプ』のジニーのような存在」を、神、宇宙、どんな風に呼んでも構いませんなどと言っていますが、何でも構わないわけがありません。神は神です。
あなたの望むものを与えてくれるのは、実はほかの人々ではありません。あなたが、そうした間違ったことを信じていると、必ず、欠乏を体験します。真実の恩恵とは、あなたがそれを宇宙、至高の意識、神、無限の知性等どのような名前で呼ぼうと、見えない場からやってくるのです。何かを受け取ったとき、それはあなたが、宇宙と同調し、調和した結果、「引き寄せの法則」のが働いて、自分で引き寄せたのだという事を覚えておいてください。全てのものに普遍的に存在する宇宙の地勢は、人々、状況、出来事を動かし、あなたにそれを与えたのです。それがその法則だからです。(261p)
リーサ・ニコルズ
「私達は身体と呼んでいるこの肉体に惑わされる事がしばしばあります。肉体は単に魂の器にすぎません。あなたの魂は一つの部屋一杯になるほど大きいのです。あなたは永遠の命です。あなたは完璧な神の化身なのです。」(261p)
ジョン・ハリガン博士
「その力は良い方向にも、悪い方向にも使えますが、要はそれをどう使うかです。その使い方によって、身体を健康にすることも、自分を取り巻く環境をすばらしいものにすることもできます。つまり、私たちは創造主です。自分の運命だけでなく、最終的には宇宙の運命の創造主でもあるのです。私達は宇宙の創造主なのです。ですから、人間の潜在能力は本当に無限なのです。要はその奥深い力学や自分の力にどれだけ気づきそれをどう使うかという事です。それも実際、すべて私たちが思考するレベル次第なのです。」(256p)
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などと罰当たりな発言を連発しております。私たちが創造主なわけがありません。「私たちは完璧なのです」とのたまいますが、この本を見るだけでも自分たちが完璧から程遠いことがよくわかります。「私は完璧です」とアファメーションを繰り返したところで誰も完璧になどなりません。
この「歴史認識の誤り、独断的な見解、共感や想像力の欠如、物質的豊かさに過度にフォーカスしている」と批判される彼女を、このように「賢者」に仕立て上げ、完璧と言い張る自己啓発本を出版させ、2000万部も売り上げたのは「宇宙のエネルギー」でもなければ「ロンダ・バーンの放ったポジティブな周波数」でもなければ「神の力」でもありません。
ロンダ・バーンは完璧に自分の願い通りになったと思うのでしょうけど、この本を疑問、不快に思う人は、納得がいかないと思います。
スピリチュアル系は 悪魔や霊の存在について正しく語ることはありません。まず悪魔について話が持ち上がることがほとんどありません。むしろ存在していないかのように語ります。「この現実世界は幻想なのです。「悪魔」も人間の不安や恐怖が生み出した幻想にすぎません。不安や恐れなどのネガティブ思考をなくせば、「悪魔」などの恐ろしい存在も消えてなくなります」などと語ります。
その「ポジティブ思考」を全ての人が実践すれば世界中の問題がすっかり消えてしまうという事はありえません。
この世は悪魔が支配しているのが現実なのですが、その中で、ただ一人一人がポジティブに、この世は天国だと信じていたら、天国になるとは思えません。現実を無視していると思います。
ボブ・プロクター
「人生に起きることはすべて自分が引き寄せています。頭の中に描くイメージつまり思考によって、それを引き寄せています。自分の頭の中にある考えを、自分で引き寄せているのです。賢人、例えば古代バビロニアの選ばれた少数民族は、そのことを既に知っていました。」
「なぜ世界の人口の1%が総収益の96%を得ているのでしょうか?偶然ではなく意図されているのです。1%の人々は、「シークレット」を理解しています。それを今あなたに紹介します」(『ザ・シークレット』DVD)
「富を自分に引き寄せることができた人たちは、意識的であろうとなかろうと、その「秘密」を使いました。彼らは豊かさや富を頭に思いうかべて、それと相反するようなことは全く考えませんでした。
富とか豊かになる事が彼らの思考の大半を支配していました。富だけを考えていたのです。彼らの頭の中にはそれ以外の考えはありませんでした。気づいていようといまいと、彼らは富のことばかりを考えていたので、富がやってきたのです。まさに「引き寄せ法則」が作動したのです」
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世界人口の1%とは「支配層」ではないですか。その中に「貧乏な一般庶民」からポジティブ思考によって「大富豪」、「権力者」になった人がどこにいるのですか(いたとしてもカルトや「精神世界」の怪しげな職業などが多そうですが)。ほとんどみな親戚で、御曹司で、令嬢で、天皇家、ロックフェラー、ロスチャイルド、イルミナティの悪魔崇拝者の家系で、歴史上の人物の末裔で子孫ではないですか。彼らのほとんどの人が生まれた時から決まっているではないですか。天皇は陰で悪魔崇拝をしながら国家予算で贅沢ばかりしているそうではないですか。(「国民のために祈っている」は大嘘。)イルミナティの子孫の大学進学も裏口入学ばかりだそうではないですか。子孫たちは天才的な頭脳ではなく裏口を引き寄せたのですか。
RAPT×読者対談〈第116弾〉受験戦争の闇。イルミナティの裏口入学。http://rapt-neo.com/?p=40444
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RAPT | どの角度から見ても「天皇」こそがこの世界の悪の頂点です。http://rapt-neo.com/?p=25554
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それにイルミナティに生まれ育った人間が皆、羨むような幸せ者とは思えません。
参照
イルミナティという悪魔崇拝組織が、現実に存在しているという確固たる証拠。http://rapt-neo.com/?p=30818
悪魔崇拝者たちの多くが多重人格者であり、幼少期から虐待を受けてきたという現実。
悪魔崇拝についての幾つかの考察(1)http://rapt-neo.com/?p=9062
悪魔崇拝についての幾つかの考察(2)http://rapt-neo.com/?p=9228
「悪魔」と「悪霊」の違いについて。「イルミナティ」と「フリーメーソン」の違いについて。(1)http://rapt-neo.com/?p=16171
「悪魔」と「悪霊」の違いについて。「イルミナティ」と「フリーメーソン」の違いについて。(2)http://rapt-neo.com/?p=16192
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参照
RAPT | エリザベス女王の恐るべきエゴ。闇の口座に世界のGDPの5.9倍の残高が眠っていた。http://rapt-neo.com/?p=9150
RAPT | 「麻生太郎」とロスチャイルド家との強力なつながり。またはベンジャミン・フルフォードの正体。http://rapt-neo.com/?p=42591
彼らは世の中や庶民のことなど一切考えずに、自分たちの「富」や「欲しいもの」についてばかり考えていたから「富」を「引き寄せた」という事ですか。
庶民も自分たちで自分のことだけを考えていればよい、「考えたことが引き寄せられる」のだから、この世のトップやリーダーたちのせいではない、国のせいではない、「現実のすべてはあなたが引き寄せ、創り上げたことだ」、「自分自身が創造主」なのだから何でも可能だ、だから悪い結果もすべてあなたが「引き寄せたこと」であり、あなたのせいなのだ、自業自得だ、自己責任だ、ということですか。
「次のことを覚えておいて下さい。最もむつかしいことのひとつですが、これがわかればとてもすばらしいことです。
どんなに困難なことであれ、それがどこに起こっていようと、そのために誰が苦しんでいようと、問題はあなた自身だけだということです。あなたのすべきことはほかになにもありません。自分が見たいと思っていることが起こっているという真実をわかるということだけです。」
チャールズ・ハーネル
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「周りの不幸もあなたのせいなのだから、あなたの心を変えろ」という事ですか。
「自分が見たいと思っていることが起こっているという真実」・・・・・。(-_-)見たくないようなことが多いですが、それも全て私たちが引き寄せたことなのでしょうか。
その「『シークレット』を理解している」という世界のトップの人たちは、サタンであるルシファーを崇拝していて、更にその悪魔に生贄を捧げるために、毎年何十万人もの子供たちが誘拐され、生贄として殺されているのですよね。彼らはこのような悪魔の力を授かることによって成功していたのではないのですか。
RAPT | 〈TALK RADIO〉悪魔崇拝はあるのか? エリザベス女王とローマ法王による5万人の幼児虐殺事件について。http://rapt-neo.com/?p=8267
「あなたが考えることを引き寄せる」といいますが、では一体、世界のトップの方々は何を考えているのですか。こんなことは止めようと思わないのでしょうか。
「引き寄せの法則」で「何でも思い通り」の人生を送っている「秘密」の教師たちは、このような悲惨な現実を知らないのでしょうか。
ボヘミアン・グローブの正体
※追記:現在この動画は字幕が表示されないようです。
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世界のトップたちによる悪魔崇拝
ボヘミアン・グローブでの悪魔崇拝。目撃者の証言が見られる動画。http://rapt-neo.com/?p=10101
バチカン、イエズス会、ローマ法王、王族による生贄儀式と児童虐殺が法廷で明らかに。
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現ローマ法王フランシスコに幼児虐待および人身売買のかどで有罪判決。
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アメリカは異常なまでの誘拐大国。年間80万人の行方不明児童たち。http://rapt-neo.com/?p=8495
日本の行方不明の子供。2011年には1000人、2013年には4000人にまで急増。http://rapt-neo.com/?p=9199
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島津家と毛利家が日本を支配していることの本当の意味。またはハロウィンが「国常立尊」を召喚するお祭りである可能性について。http://rapt-neo.com/?p=32979
天皇がどこからどう見ても悪魔崇拝者であるという証拠。http://rapt-neo.com/?p=16687
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天皇が行う「大嘗祭」はまさに悪魔崇拝そのものです。http://rapt-neo.com/?p=25690
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デニス・ウェイトリー博士
哲学者、カイロプラクター、ヒーラー、さとりの専門家
「過去の権力者たちはこの『秘密』を知っていました。それを人々に隠して独占していたのです。一般の人々はこの『秘密』を知らずに、毎日、仕事をして、家に戻る、単調で退屈な日々を過ごしていました。この『秘密』を知っていたのはほんの少数の人たちでした」
歴史上、多くの人々がこの「秘密」を隠そうとしてきました。また一方で、多くの人々がこの「秘密」を世界に広めようとしてきました。(16p)
嘘つけ。
「権力者」や「1%の人たち」の「秘密」とは悪魔崇拝です。「権力者」は陰で生贄を捧げ、サタンからエネルギーやパワーを得ています。この世の中が悪くなっているように見える原因は、私達のネガティブ思考による引き寄せの力ではありません。その「権力者」や「1%の人々」の方が余程世の中に悪影響なことを考えて実践しているというのに、それを「秘密」の教師たちは、何もかも「一般の人々」の思考のせいにしてるのです。私達「一般人」が、ポジティブ思考をしていたら、権力者たちは悪魔崇拝を止めるというのですか。
それでその「偉大な師」の皆さんは、ご親切に今頃「考えることを引き寄せる」という今まで秘密にされてきた偉大な「引き寄せの法則」を教えようとして下さるのだそうです。何かをごまかそうとしているような気がします。
「不安」がネガティブな物事を「引き寄せる」ということも、「サタンが人の不安や罪に付け込んで来る」ことを言い方を変えているだけとしか思えません。それで「嫌なことがあっても、おかしいと思う事があっても、それについて深く考えたりするな、さもなければ悪いことをもっと持ってくるぞ、言うとおりに従って、笑っていろ、」とサタンが言っているだけのような気がします。
この世界は一つの思考で始まりました。大きなことはより大きくなります。それは、何か悪いものが出現すると、それについて人々が何度も考えるからです、すると、そうした人々の思考や感情がその出来事をさらに大きくするのです、もしも、私たちがそれについて考えるのをやめ、愛に焦点を合わせれば、もはやそれは存在できなくなるでしょう。それは蒸発して消えてしまいます。(230p)
ジャック・キャンフィールド
「あなたが欲しくないものに気づくのは良いことです、なぜなら、逆のことがわかり、『これがぜひ欲しいものだ』と言えるからです、しかし、自分の欲しくないものについて話したり、それが、どれだけ悪いかを言ったり、それについていつも読んだり、ひどいことだと言えば言うほど、あなたはそのことをもっと創り出してしまうのです」(231p)
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そのような悪魔崇拝者たちの存在についてなどの「悪いところ」には一切目を向けず、目をそらし、怒ることも、批判をすることも争うこともせず、ネガティブな考えは一切せず、ただ自分たち一人一人が笑ってポジティブに振舞って、「現実は幻想にすぎない、宇宙は何でも与えてくれる、自分は幸せで満たされている」とポジティブなアファメーションを唱えながら楽しく生きていたら、いつの間にかそのような悪人たちは魔法のように消えてなくなるとでも言うのでしょうか。
そうしているうちに、いつの間にかエリザベス女王やバチカンは悪魔崇拝をすっかりやめてしまった、誘拐される子供たちの人数がすっかり減ってしまった、という状況になり得るのですか。それで「ポジティブ思考こそが人生で最も最善の対処法だ」と言うのですか。現実逃避、洗脳としか思えません。
否定的なことに焦点を合わせることで、世界を救うことはできません。世界の否定的な出来事に焦点を合わせるとそれをもっと悪化させ、同時に自分の人生にも否定的なものを引き寄せてしまいます。(232p)
このようなおぞましい悪魔崇拝が蔓延る現実も、誰か(一般人)の思考が「引き寄せた」、あるいは「創り上げた」現実だというのですか。だれが悪魔崇拝者や犯罪者や同性愛者ばかりの政治家や権力者が支配する世界を望んでいるというのですか。
確かに、個人個人で憎しみや怒り、悲しみやネガティブな思考を強くもってしまうことはあるでしょうが、このようなおぞましい悪魔崇拝者が支配する世の中という「現実」を「創り上げ」てしまうほどの、ネガティブな思考の力を持った「一般庶民」がどこにいるのでしょうか。
むしろ、そのような「ネガティブな現実」を「創り上げ」、日々強化をしているのは、陰で悪魔崇拝を行ってサタンから霊力を授かっている「1%の人々」や、スピリチュアル系や自己啓発の教師たちだと思います。
スピリチュアル系は、「神々」や「高次元の存在」と繋がる方法と言っては、悪魔と繋がるようなことを教えている人達ですので、そのような悪魔の教理を広め、実践する人を増やせば、それだけ悪魔の力が働くようになります。
「悪魔」も「神」も「霊」も存在します。権力者たちは、そのことを知っていて、本気でサタンの霊をを呼び出しては崇拝し、生贄を捧げるために沢山の子供たちを誘拐し、殺害し、その血を飲み、肉を食べるというおぞましいことをしています。
一般の人たちで、これほどの悪を行っている人はいないと思いますが、これらの現実も私たちの思考によって創られた現実だというのでしょうか。そんなわけがありません。
ハロウィンなどのお祭りも、悪魔崇拝から来ているものであることが多く、そのような悪魔崇拝の祭典をするたびに、悪魔、悪霊が強く働くようになります。
(島津家と毛利家が日本を支配していることの本当の意味。またはハロウィンが「国常立尊」を召喚するお祭りである可能性について。http://rapt-neo.com/?p=32979より転載。)
このように、「ハロウィン」が来るたびに、世界各地では何人もの子供たちが悪魔への生贄として捧げられているのです。
そして、このことを証明するかのように、現在のアメリカでは年間に80万人もの子供たちが行方不明になっています。
○アメリカは異常なまでの誘拐大国。年間80万人の行方不明児童たち。
しかし、これは海外だけの話ではありません。日本でも同じように年間に何万人もの子供たちが行方をくらませているのです。これは日本の新聞社の調査で明らかになったことです。
○日本でも万単位の子供たちが行方不明になったまま放置されている。あなたはこの事実を知っていましたか。
また、過去の日本においても、しごく当然のように人身供養が行われてきました。
○京都の「祇園祭」はもともと牛頭神バアルに幼子を生贄として捧げる悪魔崇拝儀式でした。
○徳川家康も紛れもない悪魔崇拝者でした。古代から現代まで当然の如く行われてきた「人身御供」について。
なぜ世界各地でこのように当然のように人身供養が行われてきたのかというと、古代ケルトのドルイド教徒たちが今でも世界中で密かに活動を続けているからなのです。
そして、そのドルイド教徒のトップが「ロスチャイルド」であり、その「ロスチャイルド」がドルイド教徒たちを組織化したものが「イルミナティ」なのです。
○イルミナティという悪魔崇拝組織が、現実に存在しているという確固たる証拠。
この「ロスチャイルド」は「国常立尊=ルシファー」という神様(悪魔)を最高神として信じているのですが、この「国常立尊」は1985年に「JAL123便」を撃墜し、520人もの人々の命を奪い取っています。
○JAL123便墜落事故で死亡した520人は、出雲族の神「国常立尊」を蘇らせるために殺害された可能性大。
○JAL123便を撃墜して520人もの乗客を殺した「国常立尊」とは何者なのか。3.11と御嶽山噴火にもなぜか垣間見えるこの神の正体。
(転載ここまで)
スピリチュアル系や自己啓発の教師たちは、そのような現実に蓋をして、この世の善いことも悪いことも、何もかもがあなたによって創られているかのように語り、「あなたの思いが現実化する、だから考え方次第であなたの人生は豊かになる」とうまい話で騙そうとしている悪魔崇拝者である可能性があります。
そして結局お金を儲けて「うまくいく」のは、そのスピリチュアル系や自己啓発の著者、関係者だけ。自分がうまくいったように思えてもほんの一時期、一部分だけ。
彼らは「古代宇宙人」という存在しない大嘘の話を延々と語ったり、ピラミッドや「古代エジプト」「古代バビロニア」などの悪魔崇拝にかかわる事柄を、さも神聖であるかのよう語り、アファメーションだとか、イニシエーションだとか、マントラだとか「聖音」だとか、ムドラーだとか「高次元の存在」や「神々」を呼び寄せる呪文だとか魔法だなどと言っては悪魔を崇拝、召喚させるようなことを高額なお金を払わせて教えたりしています。彼らは宇宙の秘密だ真実だと言っては嘘ばかり語ります。
彼らに従っても、一時的には状況は良くなるかもしれませんが、最後は不幸になる恐れがあります。
ロンダ・バーンなどのスピリチュアル系の著者は、まずこの世の裏社会のことをよく学んだ方が良い・・・と言うより、彼女たちが単にその裏社会のグルなのかもしれません。
イルミナティとバシャールのロゴがよく似ている。
ジェームズ・レイ
「多くの人が『ジェームズ、私は知りたいのです』とよく私に言います。確かに、あなたは知る必要があるかもしれません。しかし、あふれるほどの情報はいらないのです」(223p)
『ザ・シークレット』に似たような情報は溢れていて、これだけ似たような本が何十年も売られていながら、未だに誰も悟れていないような気がしますけど、どうしてなのでしょうね(-_-)。
「秘密」を発見して以来、私はもはやニュースや新聞は見ないと決心しました。それを見て、気持ちが良くなることはないからです。悪いニュースを放送しているといって、新聞や通信社を非難するつもりはありません。私たちは社会の一員として責任があります。
劇的な事件が見出しになると私たちは新聞をたくさん買います。国内外に何か惨事が起こるとニュースの視聴率は急に上がります。それは、社会全体として、「悪いニュースをもっと欲しい」というメッセージを出していることにほかなりません。その結果、新聞社も通信社もさらに悪いニュースを流すのです、メディアは結果で、私たちがその原因なのです。「引き寄せの法則」が働いたということに過ぎません。
私たちが本当に望むことに焦点を合わせて新しいシグナルを発信すると、通信社も新聞社も私たちに別なものを提供してくれるでしょう。」(223p)
ロンダ・バーンは、「悪いニュース」が多く提供されるのは、私たちが「『悪いニュースをもっと欲しい』というメッセージを出している」ために、さらに悪いニュースが流されるという「引き寄せの法則」が働いたにすぎず、その「悪いニュース」ばかりの現実の責任は視聴者の私たちにある、と考えるのだそうです。
この世でどんな悪事が起ころうと一切関心を示さず、望むことだけを思い描いて過ごしていれば良いというのですか。TVは嘘や洗脳やフェイクニュースばかりですが、それらも私たちの「思考」が原因で創り上げられた現実なのでしょうか。
TVの洗脳について 参考動画
テレビの真相//マインド・コントロールと脳の仕組み
RAPT | 悪魔を崇拝していると公言するアメリカのアーティストたち。http://rapt-neo.com/?p=8767より転載
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アメリカで流行したミュージシャンたちのPVには異様なまでに悪魔崇拝のイメージが乱用されています。そのようなものを鑑賞することによって、人々の心は無意識のうちに悪魔的な世界の中に入り込んでしまいます。
○あなたは見たいものを見ているのではなく、「彼ら」があなたに見せたいものを見ているに過ぎない。
テレビを見ているときの人の脳波は、ちょうど夢を見ているときと同じ脳波になっているらしく、その間、人は自分の見ているもの、聞いているものに対してかなり受け身の状態になっていると言われています。しかも、テレビを見始めて1分後にはその状態に入るため、ちょっとしたPVを3、4分見れば、その人はその映像をいつのまにか抵抗なく自分の脳に受容しているということになります。要するに、その世界観に洗脳されているわけです。
例えばアメリカのPVでよく使われるのが「ホルスの目」と呼ばれるピラミッドの中の一つ目です。しかも、それが単に映像に出てくるだけでなく、かなり気味の悪い下品なイメージで出てきます。最初にその映像をパッと見たときには、思わず気味が悪くて目をそらしたくなるほどです。ところが、そのPVをしばらく見続けているうちに、その気味悪さをだんだんと感じなくなり、いつのまにか平気で見られるようになっています。残酷なシーンが出てくる映画もこれと同じで、最初はその映像にショックを受けますが、しばらく見ているうちに次第に慣れてきて、いつのまにかその映画の世界にどっぷりと浸っているということも往々にしてあります。要するに、私たちの脳がその世界を完全に受け入れてしまっているわけです。
(転載ここまで)
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この著者は世間知らずなのでしょうか。それかテレビの真相をわかっていながら、嘘をついているのかもしれません。
「引き寄せの法則」は、ダイエットにも有効だそうです。
『ザ・シークレット』によると、減量に意識を集中すると、「もっと減量しなくてはならなくなること(体重)」を引き寄せるのだそうです。太りすぎは、「太った考え」を持っていたことが原因なのだそうです。食事制限をして、運動をしても逆に太るというのでしょうか。
多くの人が太る原因は過食だと信じています。しかし、その考えは為にならないばかりか、私に言わせると間違いです!体重が増える原因は食事ではありません。思考がすべての原因だという事を思い出してください。すべては思考の結果だという事です。理想的な思考を抱いてください。そうすれば体重も理想的になります。
思考を呪縛から解き放ちましょう。過食があなたを体重オーバーにすると思わなければそうなりません。
最適な体重とは自分が快いと感じる体重を言います。他人が何と言おうと関係ありません。あなたにとって心地よいと感じる体重があなたの最適な体重なのです。
馬のように食べるのに体の細い人を知っているでしょう。そういう人は「私はいつも好きなものを好きなだけ食べているのに太らずに理想的な体重です」と自慢げに言います。その言葉を宇宙のジニーが受け取って「あなたの願望を叶えましょう!」と言っているのです。(101p)
そんな馬鹿な。思考ではなくて体質では。
そのように言う人は、本当にそれだけなのでしょうか。
普段ジムに通うなどして運動をしている人なのか、昔からよくスポーツをする人なのか、インドアな人間なのか、アウトドアな人間なのか、一日中座ってばかりの仕事なのか、身体を動かす仕事なのか、幸運に恵まれている人なのか、そうではないのか等、よく調べた方が良いと思います。
自分に最適な体重を創造のプロセスで引き寄せるには以下の手順を踏むことだそうです。
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第一段階
お願いする
望む体重をしっかりとイメージする。完璧な体重の時の自分の写真があれば手元に置く、さもなければ、理想とする人の写真を用意して、頻繁に眺める。
第二段階
信じる
希望通りのものを受け取ること、そしてすでに最適な体重になったと信じなくてはならない。自分がすでに理想的な体重になったと想像し、そのように振舞う、なりきる。
理想とする体重を書いて、体重計のメモリの上に貼る。体重計に乗ってはいけない。願ったことと矛盾することを考えたり、話したり、行動してはいけない。現在の体重に合う服も買わない。最適な体重に合う衣服に焦点を合わせる。カタログを見て注文するのと同じように、最適な体重を選び、注文する。
自分に満足し、自分を素晴らしいと感じながら過ごし、理想の体重が「届けられる」のを待つ・・・
・・・・・・・・・・・。
それでその「理想の体重」が「届けられる」までの間は、相変わらずビッグマックやドーナツばかりなのですか。
ロンダ・バーンは、「何でも好きなもの」を食べながら、体重を維持しているのだそうですが、「理想的な体重に焦点を合わせる」事さえ出来れば、あとは何を食べようと、どんな風に過ごそうと勝手だというのでしょうか。あとは常に細い自分をイメージしていれば良いのかも知れません。
真似をしない方が良いと思います。
私はそのような方法で減量をしたり健康になった事はありません。どうせイメージするのなら、食べ過ぎることもなく、健康的な生活をしている自分をイメージしたほうが良いのでは・・・・・。思考さえ正しければ何をどれだけ食べてもよいという事はあり得ないと思います。
大体、その方法で本当に痩せた人がどこにどれだけいるのでしょうね。2000万部売れた本だそうですが・・・・・・。
思考をコントロールすればいつの間にか健康に痩せられるという事はあり得ないと思います。ストレスが軽減すれば、多少は健康に良い影響がありそうですが、『ザ・シークレット』のような嘘を脳に詰め込み、本当に何が原因かも知らずに、ただポジティブに振舞えば次第に健康状態や精神状態が良くなって行くとは思えません。
病気に焦点を合わせず、否定的な思考をせず、完璧だという思いを抱いていれば、病気にはならないのだそうですが、私はこの「秘密」がとても完璧だとは思えません。「私は完璧だという思いを持ちます。私は完璧さを見ます。私は完璧そのものです」(211p)と強く宣言しても、何の意味もありません。
ロンダ・バーンは、「津波などの災害に見舞われるのは『その災害と周波数を同じくする』人だ」とコメントしたのだそうですが、悪と関わりのない一般庶民が、ある日突然極悪人の陰謀を引き寄せたというのでしょうか。それほどまでに何か「悪い考え」でも持っていたというのでしょうか。
例えば、東日本大震災など、最近の日本国内の大地震は全て、自然災害ではなく人工地震なのですが、自分の利得の為に人工地震を起こし、人の命などどうとも思わない連中と、普通に暮らす一般庶民が、周波数を同じくしたと言うのですか。
、
参照
「麻生太郎」一族が「関東大震災」「阪神大震災」「東日本大震災」の主犯であると見られる幾つもの証拠。http://rapt-neo.com/?p=42778
、
人工地震3.11の目的は、天皇家による福島遷都に向けての土地の強奪。http://rapt-neo.com/?p=33941
、
北海道地震と大阪地震は100%人工地震である。 (真犯人は麻生太郎・安倍晋三・東出融)http://rapt-neo.com/?p=48647
、
「麻生太郎」こそ人工地震「3.11」と「熊本地震」を起こした主犯格である可能性大。http://rapt-neo.com/?p=42152
「宇宙の叡智を持ち」、「透視や霊感に優れた」、「高次元の存在の情報にアクセスができる」スピリチュアル系の人たちは、東日本大震災などの国内の地震について、イルミナティの人工地震だと気づいた人は誰もいなかったようですね。
特に、「アカシックレコード」を読み取る「サイキック」の「ゲリーボーネル」。あの方はとてもよく地震や災害の予言をして、とてもよく外れています。災害について語って国民の不安を煽り、何も起こらなかったら、天使や高次元の存在たちなどが頑張ってくれたからとか、みんなが一生懸命に祈ったお陰などと言って言い逃れ、あとは何事もなかったように過ごして、再び何食わぬ顔をして予言を始める・・・の繰り返し。いい加減にして欲しいです。彼はイルミナティで、これから起こる予定のことを話していただけだと思われます。これまでの予言が外れたということは、計画が頓挫したということでしょうか。
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イルミナティ偽宇宙人バシャールも、東日本大震災は、「皆さんがその現実を選択した」、「皆さんの集合意識が引き寄せた自然災害」であるかのように言っていたようです。現在はそう語っている動画は削除されました。何か都合が悪かったのですね。(-_-)
スピリチュアル系が何と言おうと、東日本大震災は人工地震です。彼らスピ系は、震災について、「震災は皆さんの集合意識によって引き起こされた」「アセンションに関係している」「地球が決めていたことなのです」「不安、恐れがネガティブな出来事を引き寄せた」「(偽物の)神様や天使たちから震災についてメッセージを頂きました」「地球が泣いています」「高次元の存在たちが泣いています」などと大嘘を語るばかりです。彼らスピ系はこのように「叡智」や「特別な霊能力」を持ったふりをして出鱈目を言う嘘つきばかりです。
私たちがいくらうつ病になろうとポジティブになろうとどんな感情を持とうと悪人は悪事を働くので関係ありません。
『ザ・シークレット』は、「あなたの願いは何でも『宇宙』がかなえてくれます」と謳いますが、その本やDVDの出演陣には数々のトラブルが起きているようです。
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(ザ・シークレット/Wikipedia)
紛争
オーストラリアの作家、ヴァネッサ・J・ボネットは、バーンが自分の著作を盗んでおり、それは100件に及ぶと主張している。
2007年にオーストラリアのニュース番組 A Current Affair は、オーストラリア証券投資委員会 (ASIC)の調査に基づき、「秘密の教師」の一人で、郵便で送られてくる小切手束をイメージして富を手に入れる方法を語った「投資の専門家」David Schirmer の詐欺的行為を番組にした。LifeSuccess Productions, L.L.C は、 David Schirmer とその妻、いくつかの企業を「誤解を招く、または詐欺的な行為」をしていると見做した。
オーストラリアンは、『ザ・シークレット』の映画監督 Drew Heriot とインターネットコンサルタント Dan Hollings がバーンと法的に争っていることを伝えた。
自己啓発・スピリチュアル作家で「引き寄せの法則」のワークショップを行うエスター・ヒックスが映画には参加していたが、バーンと金銭的に揉めて切り離されたため、DVDにはヒックスが非物理的な異次元の存在・エイブラハムのと交信して伝えられたという言葉、彼女をフィーチャーした映像は含まれておらず、書籍版にもヒックスは取り上げられていない。
『ザ・シークレット』の教えの指導者ジェームス・アーサー・レイは、参加者に36時間の断食をさせ、そのあとネイティブ・アメリカンの儀式を真似た子宮を模した高温の蒸気サウナに入れ、心身の結合と魂の浄化を図るという高額イベント(1週間で9,695ドル)を主催したが、狭いサウナに寿司詰めにされた参加者の多くが体調を崩し、18人が負傷、3人が死亡した。レイはサウナで参加者が崩れ落ち嘔吐している間も、ロッジ内にとどまるよう急き立てたという。レイは管理責任を問われ、過失致死で逮捕・起訴されたが、不幸な事故であり責任はないと無罪を主張している。
反応・批判・批評
本節では、科学概念の誤用の指摘、疑似科学という反応以外について述べる。
出版から1年半たった時点で、amazon.comのレビューは半分が星5、1/4は星1で、熱愛する読者と全くナンセンスだと考える読者に分かれている。
「オプラ・ウィンフリー・ショー」のオプラ・ウィンフリーは『ザ・シークレット』を支持しており、彼女が番組を通じて伝えようとしてきたメッセージと同じであると語った。バーンはのちに番組に招待された。
エスター・ヒックスにインタビューし、バーンに利用され虐げられていたいう話を聞いたこと、『ザ・シークレット』の教えの指導者のイベントでの3人の参加者の死(この教師は過失致死で起訴され、無罪を主張している)などの出来事があり、ウィンフリーは『ザ・シークレット』運動から距離を取るようになり、2008年にはやや懐疑的なコメントを出している。
(転載ここまで)
うまくいってないではないですか。「エスター・ヒックス」はトラブルを引き寄せたのですか。「ジェームス・アーサー・レイ」は死亡事故を引き寄せたのですか。「自分は引き寄せていない、参加者の事故に過ぎない」と言うのでしょうか。3人もの死亡事故を起こしたらもうその先の人生絶望だと思いますけど(地獄行き・・・)。この『ザ・シークレット』に登場する人たちを信じて従うのは止めたほうが良さそうです。
その断食の事故などは、参加した人が「不安、恐れ」を引き寄せたという事ですか、「不安」があったのだとしたら、その断食などのセミナーに対して何か「嫌な予感」でもしていたのではないでしょうか。それとも、そんな何か嫌な予感がすることや不安は払拭して、「大丈夫だ、私はこの人を信じている、すべてはうまくいく」とポジティブに振舞えば、事故は存在しなかったのでしょうか。
それとも「その人が自分で選んだ死期、運命」だとでも言うのですか。「秘密」の教師は頑なに「失敗」「自分の落ち度」を認めないようです。
「自分は完全で素晴らしい」けど、「セミナーに来た参加者は未熟、知識不足、勘違い、そうであるが故に起きた不注意、事故…..」。自分のセミナーなどに事故が起こっても、「その人が引き起こしたこと、その人が選択した現実」であって、私には何の責任もないと言い返すことができる・・・と「引き寄せの法則」とはなんとも便利な教理であるようです。
ロンダ・バーンはこの『ザ・シークレット』を揺るぎない信念を抱いて、オーストラリアからアメリカへ飛び、多くの偉大な師や必要な物事が引き寄せられ、この映画が完成しました、と語っていますが、「私は創造主です」「すべては完璧です」「願いはすべて叶います」と謳う引き寄せスピリチュアル系同士(?)が共に仕事をすると逆に争いになると言うのでしょうか。
トラブルの際にエスター・ヒックスは「エイブラハム」から良きアドバイスを貰えなかったようですね。
噂によると、「エイブラハム」(というサタンと思われる存在)も、もはや彼女から離れ去ったようです(理由は不明)。彼女の夫、ジェリー・ヒックスもなくなり、自分の夫は「白血病」なのに、ファンには「蜘蛛に噛まれた」と嘘をつき、ファンから失望され、セッションでは機嫌が悪くなるなどのトラブルもあったそうです。彼女の現在の活動状況は不明。
「ポジティブでいることが大事だ」とそちらではよく言いますが、なんだか暗い話を聞かされました。
お陰で私は「気分が悪い」です。「気分を良くすることが大事です」と説教をする側から気分を悪くさせられました。「どんな話を聞いても笑っていろ」とでも言うのでしょうか。私はこのようなスピ系の本にいつもむかむかして、気分はよくなるどころか悪くなるばかりでしたけど。何か矛盾しています。
『ザ・シークレット』も御多分に漏れず聖書の言葉を都合よく引用しながら、さも自分がなんでも創造可能の神であるかの様に書かれてありますけど、その「偉大な師」に従った人のうち、3人も亡くなっているとはどういうことなのですか。「死亡」ですよ・・・「富」を得ようと思ったのに。どこが完璧なのですか。ただの人間ではないですか。その「教師」は裁判所に連れて行かれて、刑務所に連れ行かれて・・・・・・次は何を宇宙に願うのでしょうか。「ポジティブな周波数に合わせて」いたら、許されて、というより、参加者側が、「こちらの責任ですから」と言って、無罪、不起訴になるのかもしれません。そんなわけはありません。
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(ザ・シークレット/Wikipedia)
表象文化研究者の加藤有希子は、「この洋服に何もこぼしたくない」「遅れたくない」など例示される悩みは浅薄なものばかりで、読者層にとって実感のある悩みはこの程度の軽さであり、多くの現代人に根本的に不幸に対する想像力が欠如していることを示していると述べている。
エーレクラインは、バーンの一見無邪気な信仰に隠された、ネガティブな思考を監視するようにという要求を警戒している。
ポジティブであらねばならないという思いが義務感に近いものになっており、積極思考がある意味では、カルヴァン主義のような前時代的な厳しい精神修養になっているという。
(『ザ・シークレット』33ページより転載)
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あなたが何か欲しいものに意識を持続的に集中させると、宇宙はその最大の力で、そのほしいものを呼び寄せます。残念なことに、否定形かどうかまで「引き寄せの法則」は判断できません。否定形の表現をしても、それを引き寄せてしまうのです。否定形の言葉を発しても、「引き寄せの法則」は次のように解釈します。
「この洋服に何もこぼしたくない」
―「この洋服に何かをこぼしたい。もっと何かをこぼしたい」
「変なヘアスタイルにしてほしくない」―「変なヘアスタイルにしてほしい」
「遅れたくない」―「遅れたい」
「あの人に侮辱されたくない」ー「あの人に侮辱されたい」
「レストランで私たちの座りたいテーブルをほかの人にとられたくない」
―「レストランでテーブルをとられたい」
「靴ずれができませんように」―「靴ずれになってほしい」
「仕事が多すぎて、すべてをこなせない」ー「仕事がもっともっと来てほしい」
「風を引きたくない」―「風を引きたい、もっとひきたい」
「論争したくない」―「もっと論争したい」
「私にそんな口の利き方をしてほしくない」
―「あなたにその様な口の利き方をしてほしいし、だれもが私にそのような口の利き方をしてほしい」
「引き寄せの法則」はあなたが一番強く思い描いていることを実現してしまいます。それだけです。
(転載ここまで)
それだけですか。
何でも叶えてくれる魔法のランプのジニーである「宇宙」は「否定形かどうかまでは判断できない」らしい。「ジニー」は「阿保」なのですか。この世は、そんな判断不能な「宇宙」という「法則」しか存在しないのでしょうか。
現実を胡麻化すのは止めてください。世界のトップの人たちは本気で「悪魔」を崇拝して、「悪魔」から霊力を得ているではないですか。彼らは「悪魔」を崇拝して、「神」を冒涜しているのですよ。聖書に書いてあるような「神」は存在せず、「神」はただのエネルギー的存在だと言うのですか。
この世は悪魔に支配されていることには触れず、この世は「引き寄せの法則」しか存在せず、自分自身が「創造主」であり、あとはあなたの考え方次第でこの地球は天国にも地獄にもなり得るなどと大嘘を言うのは止めて頂きたい。
騙されて信じ切った者や、悪魔に従うことに決めた者にサタンが報酬を与える程度の法則でしかないような気がします。
「引き寄せの法則」と思えるような偶然の一致が起きたとしても、それに「神」が関わっているという事はほとんどないと思います。(敬虔な信仰者なら関わっているかもしれません。)
大体、服を汚したくないなら別の服にするとか、飲み物に気を付けようとか、美容師が下手そうで嫌な予感がするならやめておくとか、事前に美容室の評判を聞いておくとか、遅刻しそうなら早起きするとか、テーブルを確保したいなら店員に相談するとか、そこまで風邪を引きたくないと恐れているなら予防を徹底するとか、誰かが論争してきそうだとか、侮辱をしてきそうだとか、偉そうな口の利き方をするならその人と距離を置く方法を考えるとか、関わるのを止すとか、誰かにもっと良いお店がないか、もっと他に良い人がいないか相談するとか、予防や対策はあるのでは。そんなに自分の思い次第で、自分を侮辱してくるような相手を変えることができるとは思えません。心配事が必ず実現してしまうとも思えません。
サタンは不安、恐れ、罪に憑りつくそうですから、何か罪を犯してしまったり、あまり不安などにおびえていたりすると、サタンが近寄って不運や「恐れていたこと」が起きるのかもしれませんが、そこでスピリチュアル系にすがっても、そちらも同じくサタンですので、正しい対処は教えてもらえません。ポジティブ思考で幸せそうに振舞いながら、スピ系のような間違った人間関係を保ち続けても仕方がありません。
神社仏閣の神様にすがっても、そちらも悪魔崇拝ですので、せいぜい強い悪霊が弱い悪霊を追い出してくれる程度の救いしか得られないと思います。
スピリチュアル系の情報というのはほとんど全て嘘ですので、正しい知識が必要になります。TVや新聞などのマスコミも嘘ばかりですので、嘘の情報に惑わされないようにご注意ください。
書籍は、嘘ばかりのスピリチュアル系や自己啓発の本を読むより、聖書を読むことをお勧めします。スピリチュアル系は聖書をよく悪用しますので、彼らの勝手な解釈などに騙されないようにするためにもお勧めします。
解説書は必要ないかと思われます。
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聖書
まず、特に突出していて、特筆に値するベストセラーについて説明しておく。
人類史上の最大のベストセラー、過去数千年にわたって読み継がれてきた世界的なベストセラーは聖書である。1815年 – 1998年に推定で約3880億冊販売・配布されている、2000年の1年間だけでも世界中の聖書協会によって約6億3300万冊が配布・販売された(国際聖書協会の発表)。その聖書の中でも、特にキリスト教で「旧約聖書」と呼んでいる部分は、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教のどれもが共通して採用している書物であり、人類の半数以上が読んでいて、人類の思想に大きな影響を与えている書物である。
(転載ここまで)
ジェームズ・レイ
「あなたは創造主によってそれと似たイメージで創造されたのだと、どの国の伝統でもそう教えています。つまり、あなたは自分の世界を創造する潜在的な力を持っている神そのものです」
―と、スピリチュアル系は聖書の内容を少し聞いただけでトンデモな解釈をしていますが、もういい加減にしたほうが良いと思います。そんなにいつまでも恐れを知らないような勝手なことを言っていられるものではないと思います。私たちは人間であって神ではありません。
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「あなたは魂です、永遠の命です、全ての力です、あなたは完璧です、あなたは創造主です、あなたはこの地球上で、あなたを創造しているのです!」(ロンダ・バーン)
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と嘘ばかりで知識に欠けた人に言われても・・・・・・。(-_-)この本を読んだことも、『ザ・シークレット』に登場する「偉大な師」を呼ばれる人たちにさも耳障りの良い嘘やトンデモを言われることも、まったく完璧ではないですね。
「引き寄せの法則」から見ると、私のような怒り、批判をする人間は、もっと争いや問題を引き寄せるのだそうですが、私はこのブログを書いてから大きな問題は起きていませんし、むしろスピリチュアル系を読んでいた時期よりも精神は安定しております。
スピ系は「与えることだ」とよくも言いますけど(そう言ってお金を「与えさせ」、払った人は何も返らない)、あなたたちが「与え」てきた「嘘」もそろそろ「返る」ころかな。今まで何年も何事もなかったようですけど。
彼らは「別に恐ろしい神など存在しない」「悪いことや恐ろしいことなど引き寄せたりはしない」などと考えてこれまで高を括って活動をしてきたようですが、もうそのような考えで活動を続けることは難しくなって行きそうです。
エゼキエル書 第二 八 章 一節~十節
一 主 の 言葉 が わたし に 臨ん だ、
二「 人 の 子 よ、 ツロ の 君 に 言え、 主 なる 神 は こう 言わ れる、
あなた は 心 に 高ぶっ て 言う、
『わたし は 神 で ある、 神 々 の 座 に すわっ て、 海 の 中 に いる』 と。
しかし、 あなた は 自分 を 神 の よう に 賢い と 思っ ても、
人 で あっ て、 神 では ない。
三 見よ、 あなた は ダニエル よりも 賢く、
すべて の 秘密 も あなた には 隠れ て い ない。
四 あなた は 知恵 と 悟り と によって 富 を 得、
金銀 を 倉 に たくわえ た。
五 あなた は 大いなる 貿易 の 知恵 によって
あなた の 富 を 増し、
その 富 によって あなた の 心 は 高ぶっ た。
六 それ ゆえ、 主 なる 神 は こう 言わ れる、
あなた は 自分 を 神 の よう に 賢い と 思っ て いる ゆえ、
七 見よ、 わたし は、 もろもろ の 国民 の 最も 恐れ て いる
異邦人 を あなた に 攻め こさ せる。
彼ら は つる ぎ を 抜い て、
あなた が 知恵 を もっ て 得 た 麗しい もの に 向かい、
あなた の 輝き を 汚し、
八 あなた を 穴 に 投げ入れる。
あなた は 海 の 中 で 殺さ れ た 者 の よう な 死 を 遂げる。
九 それでも なお あなた は、『 自分 は 神 で ある』 と、
あなた を 殺す 人々 の 前 で 言う こと が できる か。
あなた は 自分 を 傷つける 者 の 手 に かかっ ては、
人 で あっ て、 神 では ない では ない か。
一 〇 あなた は 異邦人 の 手 によって
割礼 を 受け ない 者 の 死 を 遂げる。
これ は わたし が 言う ので ある と、主 なる 神 は 言わ れる」。
(口語訳聖書)
申命記第18章9節~12節
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9 あ な た の 神 、 主 が あ な た に 与 え よ う と し て お ら れ る 地 に 入 っ た と き 、 あ な た は そ の 異 邦 の 民 の 忌 み き ら う べ き な ら わ し を ま ね て は な ら な い 。 1 0 あ な た の う ち に 自 分 の 息 子 、 娘 に 火 の 中 を 通 ら せ る 者 が あ っ て は な ら な い 。 占 い を す る 者 、 卜 者 、 ま じ な い 師 、 呪 術 者 、1 1 呪 文 を 唱 え る 者 、 霊 媒 を す る 者 、 口 寄 せ 、 死 人 に 伺 い を 立 て る 者 が あ っ て は な ら な い 。 1 2 こ れ ら の こ と を 行 う 者 は み な 、 主 が 忌 み き ら わ れ る か ら で あ る 。 こ れ ら の 忌 み き ら う べ き こ と の た め に 、 あ な た の 神 、 主 は 、 あ な た の 前 か ら 、 彼 ら を 追 い 払 わ れ る 。
マタイによる福音書第6章 19節~21節
天に富を積みなさい
「あなた方は地上に富を積んではならない。そこでは、虫が食ったり、さび付いたりするし、また、盗人が忍び込んで盗み出したりする。富は、天に積みなさい。そこでは、虫が食うことも、さび付くこともなく、また、盗人が忍び込むことも盗み出すこともない。あなたの富のあるところに、あなたの心もあるのだ。」
マタイによる福音書第6章 24節
神と富
「だれも、二人の主人に仕えることはできない。一方を憎んで他方を愛するか、一方に親しんで他方を軽んじるか、どちらかである。あなた方は、神と富とに仕えることはできない。」
「狭い門から入りなさい。滅びに通じる門は広く、その道も広々として、そこから入る者が多い。しかし、命に通じる門はなんと狭く、その道も細いことか。それを見いだす者は少ない。」
新約聖書 ペトロの手紙 第5章8節~9節
身 を 慎 ん で 目 を 覚 ま し て い な さ い 。 あ な た が た の 敵 で あ る 悪 魔 が 、 ほ え た け る 獅 子 の よ う に 、 だ れ か を 食 い 尽 く そ う と 探 し 回 っ て い ま す 。 信 仰 に し っ か り 踏 み と ど ま っ て 、 悪 魔 に 抵 抗 し な さ い 。
悪魔とは空想の産物ではなく、架空の存在でもありません。悪魔崇拝者たちはそんな非現実的なものを拝む連中ではありません。http://rapt-neo.com/?p=18882
「霊界」という奥義について。悪魔崇拝者たちは「霊界」の存在をひたすら我々一般庶民に隠してきました。http://rapt-neo.com/?p=18964
自己啓発もスピリチャル系も悪魔崇拝。 http://rapt-neo.com/?p=37092
江原啓之・美輪明宏から始まったスピリチャルブームもすべてはルシファー信仰。http://rapt-neo.com/?p=37128
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悪魔を拝んで人生を破壊する生き方から、神様を拝んで人生を幸福にする生き方へ。http://rapt-neo.com/?p=26065
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